【公開初日】ANA Pocketを使ってみた

ANA Pocketとは

ANA Pocketは、日常の徒歩・車・電車などの移動でANAのクーポン・マイル・スカイコインなどが貯まるアプリです。

特別なチケットなどを買う必要はなく、アプリをダウンロードしてただ移動しているだけで移動手段と距離に応じてポイントが加算されていき、そのポイントをスカイコインやマイルなどに交換することができます。

なお、2021年12月現在iOS版のみがリリースされており、android版は2022年リリース予定となっています。

移動するだけでアプリ内でポイントが貯まり、貯まったポイントをクーポンやマイルなどに交換できる

日常の移動でマイルが貯まる、と聞いてアプリをインストールしたものの、驚くべき事実を発見しました。それはマイルをためるには課金が必要ということです。

ANA Pocketには３つのコースが用意されており、その中から一つ選ぶことになります。

どのプランでも同じようにポイントが貯まりますが、貯まったポイントを何に交換できるがに違いが出ています。

このアプリでANAマイルを貯めるには月額550円(税込み)を支払ってPocket Proプランに加入することが必須となっています。

マイルを貯めるには月額550円の有料プラン加入が必要

アプリをインストールし会員登録をした時点ではPocket Liteプランになっているため、スカイコインやマイルに交換できるようにするためにはプランの変更が必要です。

プランの変更はこちらのweb上のマイページから行うことができます。ざっと見た限りではアプリ内でプランの変更はできなさそうでした。

Pocket Proを選択し「変更する」ボタンをおすと支払い画面に移ります。ANAカードを持っている場合この画面でキャンペーンコードを打ち込むと初月会費が無料になります。

なお、会費は毎月1日に期間が更新されその都度精算になるため、月末にPocket Proに入会してしまうと翌月になった瞬間に再度会費が徴収されてしまうため入会時期には注意が必要です。

ANAカード会員であれば支払い画面でキャンペーンコード2XKTS2U1を打ち込むと初月会費が無料になります。これを使えばお試しで入会してみるということができます。

どのプランでもインストール・会員登録で5000ポイント(マイルではない)が付与されています。

ポイントは移動手段と距離によって計算されます。公式サイトでは具体的な算出方法は紹介されていませんが、初日の積算ポイントや公式サイトの利用イメージから、おそらく下のような計算で貯まるポイントが決まていると考えられます。

CO2排出量の少ない移動手段では移動距離数に対してポイント計算の際の倍率が高くなっています。

移動手段は登録などは必要なく、アプリが勝手に判断して距離と照らし合わせてポイント数を計算します。

インストールしてから電車で50分・35km、徒歩で10分・1kmを移動した結果がこちらです。

全く実際の移動と合っていません。本来であれば300ポイントほど換算されても良い距離ですが、50ポイントほどしかもらえませんでした。

移動中に画面を確認していましたが、何度更新しても距離やポイントはなかなか反映されず、移動を終えてしばらくしてから適当な数値が反映されていました。位置情報は常時利用可能な設定にはなっていますが、ずっと記録しているとバッテリーを食うので更新や記録の回数を抑えているのでしょう。

実際の移動手段と違う形で反映されていた場合、「ログ」メニューから修正を申請することができます。

ポイントからマイル等に交換する時、1ポイント＝1マイルのようなレートが決まっているわけではなく、500ポイントで一回ガチャを回し獲得できるスカイコインやマイルの量がランダムに決まります。

マイルに交換する場合、一回500ポイントのガチャで最低1マイル、最高10000マイルが当たります。

アプリ下の「ポイント」を押すと下のような画面になり、クーポン・スカイコイン・マイルそれぞれに交換できるガチャを引くことができます。

5000ポイントで10回分ガチャを回したところ、10マイルが2回・1マイルが8回あたりトータルで30マイルになりました。

まず最初に「日々の移動でマイルが貯まる」とだけ聞いてアプリをインストールしたところマイルに交換するためには課金が必要だった点に驚きました。まあタダでマイルを配るなんてことはないですよね。

移動距離や手段の読み取り誤差の大きさは気になるところではありますが、毎日の通勤・通学や旅行などでそこそこマイルを貯めることはできそうだと感じました。今後1か月でどのくらいのポイント・マイルが貯まるかによりますが、月550円で300マイルくらい貯まるようであればこのまま継続していこうと思っています。