羽田~浜松町往復800円「モノレール羽割往復きっぷ」

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羽田~浜松町往復800円「モノレール羽割往復きっぷ」

モノレール羽割往復切符とは

モノレール羽割往復きっぷは、東京モノレールで羽田空港と浜松町の往復が通常1000円かかるところ、800円で乗ることができる割引きっぷです。

「ゆき券」と「かえり券」の2枚が発行され、「ゆき券」は羽田空港の1~3各ターミナルから浜松町への片道、「かえり券」は浜松町から羽田空港各ターミナルへの片道に使うことができます。

東京モノレールで都内と羽田空港の間を移動する際に使えるお得な切符として、このほかに「モノレール&山手線割引きっぷ」があります。くわしくはこちらで紹介しています。

「ゆき券」「かえり券」ともに発売から10日間有効

「ゆき券」と「かえり券」の利用の順番は問われませんが、どちらも有効期間は発売から10日間となっています。地方から羽田空港から来て都内で用事を済ませてまた買える場合、滞在が10日を超える場合は帰りにとっておいた切符がすでに使えなくなっている状態になるため注意が必要です。

【購入場所に注意】東京モノレールの駅では売っていない

モノレールの切符ですが、羽田空港や浜松町など東京モノレールの駅では販売していません。この切符が買えるのは地方空港に置かれた券売機、またはANAの空港アクセスナビ(モバイルチケット)のみです。なお旅行商品のオプションとして旅行会社で購入できる場合もあります。

券売機による発売は2015年までは羽田空港でも行われていましたが、2015年4月から地方空港でのみの発売に変更されました。

【購入方法①】地方空港に置かれた券売機

写真は伊丹空港

地方空港の搭乗口前ででこのような券売機を目にしたことがあると思います。紙のきっぷの形で羽割往復切符が買えるのはこのような地方空港に設置された券売機のみとなっています。

東京モノレールの券売機は2021年9月の時点では新千歳・函館・富山・伊丹・岡山・広島・福岡・大分・熊本・長崎・鹿児島・那覇に設置されています。

購入方法は簡単で、最初の画面にすでに「モノレール羽割往復きっぷ」のボタンがあります。支払いは現金のみでした。

【購入方法②】マイルが貯まる電子チケット「ANA空港アクセスナビ」

空港アクセスナビでの発売はは2021年5月25日にスタートしました。こちらがサービス開始時の案内です。

空港アクセスナビとは

空港アクセスナビとはANAが航空券の検索・予約に加えて空港まで・空港からの交通についても路線や時刻を案内するサービスです。ANAのホームページでは次のように紹介されています。

航空便の最新運航情報とターミナルや搭乗口・保安検査場などのロケーション情報を経路検索サービスに統合し、「出発地から搭乗まで」「降機から最終目的地まで」の一気通貫なルート案内を行うことでシームレスな移動体験をご提供いたします。ANA航空券をご予約後、ANAウェブサイト「予約詳細画面」またはANA公式アプリ予約画面より「空港アクアセスナビ」画面へ遷移し出発地や目的地を入力して空港までのアクセスを検索してご利用ください。

ANAホームページより

航空券を予約した後に予約画面、またはその先の予約詳細の画面からアクセスナビの画面を開くことができます。

なおアクセスナビからはモノレールの往復きっぷのほかに片道のきっぷも購入することができます。片道の切符には割引は効きません。

利用方法

こちらのページでチケットの購入方法・利用方法が説明されています。

オンラインで予約したあとに送られてくるメールから、利用画面を立ち上げ、画面を有人改札にて駅係員に見せて改札を通ります自動改札機、JRとの連絡改札は利用できません

ANAのマイルがたまる

アクセスナビからモノレール羽割往復きっぷを購入すると、地方空港の券売機で買うのと値段は同じですがANAのマイルが30マイル貯まります。なお、片道の切符の利用では20マイル貯まります。

自動改札機が使えず、改札に係員がいなかった場合には係員に対応してもらうまで待たなければいけないという点では不利ですが、同じ金額を支払ってマイルがたまるのであればこちらを選択するのも手ではあります。

  • 紙の切符は地方空港のみで発売
  • ANA空港アクセスナビ経由で購入すればマイルがたまるが、自動改札は使えない

キャンペーンで羽田空港各駅でも発売されることもある

2021年の11月の土日祝日のみ、ワクチン接種証明やPCRの陰性証明提示で羽田空港でも購入することができるキャンペーンが行われていました。

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