ANA 国内線 最前列のシートモニター (78M)

飛行機

ANA 国内線 最前列のシートモニター (78M)

最前列のシートモニターはどんな感じ?

国内線で飛んでいる機材の一部には短距離国際線にも使われる国際線兼用機材が使われており、そのような機材にはシートモニターが付いています。その代表例は「78M」と表記されるボーイング787の1種です。

78M 普通席
78M プレミアムクラス

飛行機のシートモニターは上の写真のように前の座席の背面に付いていますが、最前列の座席の場合は前に席がないため椅子の下にモニターが格納されています。

普通席の最前列

シート背面に設置されたディスプレイに比べるとかなり小ぶりですが、映画を見るのには困らない程度の大きさです。

プレミアムクラスの最前列

普通席の最前列よりは大きいです。プレミアムクラスの場合、シート間隔がとても広いためシート背面に付けられたディスプレイは大きくても遠くそのぶん小さく見えます。それに比べると、実際の大きさは小ぶりでも座席すぐ前にある最前列のモニターは見やすくなっています。

シートモニターの取り出し方

普通席のモニターは少し取り出しづらい

最前列のシートモニターは下の写真のようにひじ掛けの下に格納されています。

格納状態では勝手に出ていかないようにロックがかかっています。下の写真のように「RELEASE」と書かれた矢印の先にあるレバーを押すとロックが解除され、取り出せるようになります。

しかし、もともと座席に刻印されている黒い矢印のところを押してもレバーは動きません。黄色の矢印で示したレバーの先端を下方向に押すことでレバーが動き、ロックが解除されます。

私は律義に刻印された矢印の箇所を押して動かず、かといってわざわざCAさんに聞くのも気が引けたので1時間ほどこの操作で苦戦していました。

プレミアムクラスのモニターは楽に出せる

プレミアムクラスのモニターにはロックがなく画面の端に付いたグレーのひもを引っ張るだけで出てきます。

離着陸時に見れないのが難点

足元が広く快適な最前列ですが、離着陸時には背もたれやテーブルをもとの位置に戻すだけでなくシートモニターもしまわなくてはなりません。そのため離着陸前後の時間帯はシートモニターが使えなません。

東京~那覇のような長距離路線であれば離着陸前後の時間は全体のフライト時間に比べれば短いもので、なおかつ座っている時間が長いため足元が広いとかなり快適になるため、最前列を予約するメリットは大きいでしょう。

一方で東京~大阪のようにすぐ着いてしまう路線であればあえて最前列を予約することもないように思われます。

最前列は予約できる?

最前列の座席は1か月前などには予約できないことが多いです。しかし直前になると解放されることが多いため、前日や当日に最前列が空いていないかをスマホや空港の機械でチェックすることで確保できるでしょう。

また、SFCやプラチナなどステータスがあがると予約しやすくなる傾向もあります。

動画コンテンツ以外にも面白い機能が

シートモニターはほとんどの人が映画やテレビ番組、地図を見るためだけに使っていますが、それ以外にも意外な機能が付いています。その一つが離れた座席のモニター同士でメッセージのやりとりができる「シートtoシートメッセージ」というものです。

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