羽田⇔都内でマイルが貯まる「京急ANAのマイルきっぷ」

鉄道

羽田⇔都内でマイルが貯まる「京急ANAのマイルきっぷ」

京急ANAのマイルきっぷとは

京急ANAのマイルきっぷは京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅から品川・泉岳寺への片道、または往復の切符で、購入時にANAのマイレージ番号を登録することでマイルが貯まります

羽田空港第3ターミナルからの切符、品川・泉岳寺発の片道切符の設定はありません。またJALのマイルがたまる切符はありません。

区間値段積算マイル通常のIC運賃通常の切符運賃
羽田空港⇒品川(片道)300円20マイル292円300円
羽田空港⇒泉岳寺(片道) 340円20マイル333円340円
羽田空港⇔品川(往復) 600円50マイル584円600円
羽田空港⇔品川(往復) 680円50マイル666円680円

片道・往復ともに値段の割引はなく、通常の切符運賃と同じ値段です。そのためIC運賃と比べるとやや高くなっています。

しかし片道なら20マイル、往復なら50マイルが貯まります。積算されるマイルは往復で買った方が割りが良くなっています。

  • 羽田空港第1・第2ターミナル駅発の片道・往復切符
  • 品川・泉岳寺発の設定はない
  • ANAのマイルが片道切符は20マイル、往復切符なら50マイル貯まる

地方空港に設置された券売機でしか買えない

京急の切符ですが、羽田空港や品川などの京急の駅では買うことができません(払い戻しは可)。この切符が買えるのは地方空港に設置された京急の自動券売機のみです。

地方空港の出発ロビーにこのような券売機が置いてあるのを見たことがあるかと思います。

このような地方空港の券売機でしか買えないため、地方から羽田空港着いたあとに京急ANAのマイルきっぷを使いたい場合には必ず飛行機に乗る前に買っておく必要があります

京急の切符だから羽田に着いてから京急の駅で買えばいいや、と思っているといざ羽田に着いたときに買えなかった、という事態になります(無くて困るほどの切符でもないので少し残念な程度ですが)。

地方空港の券売機でしか購入できない

購入方法

「すべてのお得なきっぷ」のボタンから京急ANAのマイルきっぷの各種を選択することができます。

きっぷを選択した後ANAのマイレージ番号を登録する画面になります。ANAカードなどを投入するか、数字のボタンを使って入力することができます。

詳しくはホームページでも画面の画像つきで紹介されています。

積算マイルの反映

マイルが積算されるとこのようにマイル口座残高照会に反映されます。

地下鉄まで乗り通す場合は注意

京急で羽田空港から品川・泉岳寺方面へ行く電車のほとんどは泉岳寺から先都営地下鉄浅草線に直通し、さらには京成線まで足をのばします。

羽田空港の各駅から京急と都営地下鉄やその先の他社線まで乗り継ぐ場合、空港連絡特殊割引が適用されて利用する各社の運賃の合計から60~90円が割り引かれます。

利用区間割引額
羽田空港の各ターミナル⇔都営地下鉄各駅・都営地下鉄経由で他社線に乗り継ぐ場合60円(小児30円)
羽田空港の各ターミナル⇔京成線成田空港の各ターミナル90円(小児50円)
羽田空港の各ターミナル⇔京成線の成田空港以外の駅60円(小児30円)
京急の羽田空港以外の駅⇔京成線成田空港の各ターミナル 60円(小児30円)
※例外
羽田空港から都営地下鉄、さらにその先で東京メトロまで乗り継ぐ場合は都営線・東京メトロ間の連絡特殊割引を適用
70円(小児40円)
小児の割引額は切符運賃の場合を記載しています。IC運賃は割引額が変わる場合があります。

しかし、泉岳寺まで京急ANAのマイルきっぷを利用して都営地下鉄に乗り越した場合にはこの割引は適用されず、合計の運賃が割高になります。また降車駅での精算も必要になります。

片道60円割高になって手に入るANAのマイルが20マイルというのが良いのか悪いのかなどを考えて買う必要があります。

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